授業「生物基礎」2014

昨年度からの変更点

(1)授業終了時に、授業者から取り組んだ生徒の皆さんへ、授業についてどうだったのか、という評価をしっかりと伝えます(述べます)ので、その時間を確保します。

(2)「安心して失敗ができる」ということを、昨年以上に意識していきます。

(3)授業で次の3点を常に意識し、声をかけます。

   ・自分も他の人も大切な人である。

   ・学ぶ集団を作るー自分も他の人も伸びる。

   ・本当にわかるためには、

    「資料を読み、人と対話し、自分で考える」ことが不可欠である。

(4)授業の年間計画を次のような流れにしました。

   ・前期(第2学期中間考査まで→第2学期期末考査まで)では

    「生物基礎」のエッセンスを絞り込んで学びます。

   ・後期(学年末考査まで)では

    前期で学んだことを「関連づけ」ながら繰り返し、定着を図ります。

 

<現状> 第二学期中間考査が予定よりも早まったことなどと関連して、第2学期末までに「生物基礎」の全範囲を終えました。第三学期は、今までの総復習と位置づけ、目標を学年末考査(及び学力スタンダード到達度テスト)に置き、授業においては、クラスとしての集団での学びを進めます。第一・二学期が、トライ&エラーの時期だとすれば、第三学期は、全体像を把握し終えた上で、ここまでの結果をフィードバックして、再トライするという位置づけにしました。これまでは各授業ごとにプリントが配布され、課題(その授業の目標)が設定されていましたが、今度は、各クラスに与えられた10時間(10コマ)の授業を、自分たちで工夫して取り組み、結果を出しにいく、というチャレンジになります。従って、出来る限り、彼らが取り組む時間と場を優先し、私からの助言を限りなく控えられるようにしたいと思いますし、それが出来る集団になってほしいと願っています。

これまでの取り組みの成果も含めて、期待したいと思います。

 

一巡目の「学習の進め方」の基本

(1)授業プリント・教科書を情報源として、授業の目的を達成できるようにする。

(2)授業の目的に示された内容について、他者に説明できるようにする。

(3)章ごとに練習問題を入れ、不十分な点を補うと共に、個々の学習への改善を図れるようにする。

 

巡目の「学習の進め方」の基本

(1)これまでの学習で不十分であった点を解決できる・決着できるようにする。

(2)10時間(10コマ)の学習の計画や見通しを立てた上で、学習を進められるようにする。
(3)個々の授業で、一人一人が何をするのか、目標をもって取り組めるようにする。

(3)毎回の授業で取り組むことに違いが合っても、その上で、互いにわかる・わからないを補い合えるようにする。

 

授業内容

右上の単元名をクリックすると、授業プリント・定期考査問題などをダウンロードできるページが開きます。ご利用下さい。

 

年間授業計画

「生物基礎」年間授業計画2014(学力スタンダード 東京都立保谷高等学校阪)
2014.pdf
PDFファイル 205.9 KB

4月27日に一部変更し、さらに5月3日に差し替えました。

(現在ダウンロードできるものは、

 学力スタンダード保谷高校版・年間授業計画に基づいています)