生徒さんたちが「この授業で何を目指すのか」を明確にすることが、主体的に学ぶ上では不可欠です。そのためには私たち授業者が、目指すものを言語化し、最初に明示する必要があります。では、どのように? という問いの答えを、一人ではなくより多くの人が集まって、議論していこうというもくろみです。週一ペースで集まっています。興味のある方はご連絡ください。
<最新連絡 2014.04.09.>
前期日程終了しました。
来週からは首都大学東京大学院「松浦ゼミ」になります。
第1回から第10回まで、何とか継続できたのは、参加していただいた皆さんによるとおろが大でした。個人の思索は大事ではありますが、それを議論に載せていくことで、学びが広がり深まることを、自分自身で、十分に認識できました。
次は「中期」と称して、前期松浦ゼミと後期松浦ゼミの間に実施しようと思います。
時間帯は火曜日の19:00~20:30、場所は多分また池袋西口の東京芸術劇場になると思います。
ではまた。しばしのお休みです。
下記の記録はそのまま残しますので、ご検討いただいたご意見などは、ぜひお寄せいただければと思います。ブログの方でも結構です。
<報告(ファイルダウンロード)>
報告や資料はこちらに掲載します。
<最初に考えたこと>
授業を計画する上で、必要なこと。それは章ー単元ー授業という構成と共に、それぞれの目的・目標を明確にすることです。
(1)科目構成単位を、章ー単元ー授業とします。
(2)各章の最初に、
章の目的=何がわかれば良いのかを、明確な文で記述します。
章全体の流れ=単元の順序を示します。
(3)各単元の最初に、
単元の目的=何がわかれば良いのかを、明確な文で記述します。
単元を構成する授業の流れ=授業の順序を示します。
(4)各授業の最初に、
授業の目的=何がわかれば良いのかを、明確な文で記述します。
※単元ごと任せた学習になれば、個々の授業に関する目的の提示は不要になります。基
章と単元の目的については、学習指導要領を確認し、文として明確に示します。章を開始する前に、素来なくともここまでを仕上げたいと考えています。その際に、一個人でやるよりも有志で集い、議論しながら作っていく方が広がりと深まりができます。生徒さんたちの取り組みと同じですね。
私は課題を作らずに授業を実施するようになってきましたが、もし課題を使って授業を進める方だとしても、一斉型の講義で授業を行う方だとしても、まずはこの枠組みを作り終えた後に、各授業の課題や詳細な解説手順を考えて行った方が良いと思います。
ということで、お誘いします♪